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ギュッとかみしめた

くま 瑛士sideの苦悩、喉が詰まる。
そして読者までもが片倉との電話での長い沈黙の当事者の気分。過呼吸になりそうな狂おしさ、喪失感、やはりか、という諦観。泣くどころじゃない。身体の一部が死んだ気分。
ああでも果歩は土曜の芝居を察したのよ〜!愛は伏流水のように流れているのよ〜!
なんとか生きて、抜け出だして、次に見える風景の先を見通して!
たたかって飛び越える瑛士の姿をイメトレ。甘々胸一杯感無量のエピローグをイメトレ。
語られていない部分やこの先の展開を幾通りも思い描かせてくれるのは、登場人物の魅力が奥深いからこそ。
累様、また年下の上司の執筆にお時間割いていただける時を熱くお待ちしております。シーズンスポーツがオフシーズンに入ったくらいの感覚で。

灰谷市民 2021/09/01(Wed) 22:53 削除