遅くなりましたが、番外編の更新を終えました。
最後までおつきあいいただき、本当にありがとうございました。
皆様のコメントにつどつどお返事しようかとも思ったのですが、もともと先が分かるお話だけに、疑問を抱いたまま最後まで読んでもらった方がいいかなと思いました。
どのように解釈されるか、最後のちょっと嫌な展開(笑)も含め、興味深いです。
皆さまの感想に、最後の2章を読むのが辛いとありましたが、私もそうだったのかもしれないと思いました。
辛いというより、続きを書くのがちょっとしんどくなってしまったのかも。
ああいう展開にしないという選択肢もあって、実際最後の最後まで迷ったのですけど、続きが書けずに煮詰まっている以上シンプルに選択をあやまってしまったかなぁと思いもしました。
近年、私は「見る将棋」を趣味にしているのですが、つくづく将棋と小説を書く作業って似ているなぁと思います。
真っ白な世界の中に何万通りもの選択肢があって、その中で、一手一手選択していくのですから。
つまり私は終盤の手前で悪手を打ってしまい、そのまま長考に入ってしまったのでした・笑
とはいえ、私にも私なりの構想があって、あのような展開にしたわけですから、その構想を完成させるために最善を尽くさなければなりません。
このたびの短篇は、その構想を実現させるための、よい足がかりになったと思っています。
次の一手がなかなか思いつかずに悶々としていたのですが、それだけはようやく閃きました。あれで行こうと。
今は時間がなくて取りかかれませんが、8月には執筆を再開し、ほどよきところで公開するつもりです。
改めまして、短い間でしたが、番外編におつきあいいただきありがとうございました。
感想をお書きいただいた、ミルクティ様、アリエッティ様、灰谷市民様、いみ様、やん様、H様、まーさん様、ローズマリー様、本当にありがとうございました。
次回更新をお待ちください。
待ちます。
これまでいっぺんに完結しないことにより、幾通りもの展開を夢想する時間を読者もいただけています。
細部を描くことで筋が見えてくるということって納得です。今後も番外編に出会えることに無限に期待しています。たのしみを与えてくださりありがとうございます。
お身体くれぐれもご自愛ください!
藤堂さん目線のお話、堪能させていただきました。
どうなるのかわかってはいても、胸が熱くなったり切なくなったり、るな~マジうざい!と改めてヒートアップしたり。。
彼女には彼女なりの思いもあるのでしょうけどね。幸せになるために、いい方向にそのパワーを使ってほしいな。
るなと藤堂さんママンとのやり取り、よかったです。
累さんの紡ぐ言葉には本当に気持ちが揺さぶられます。先がわかっていても乱気流。
物語の中にはいくつもの岐路があって、あのつらくてしんどい最後の二章にたどり着いて、そこには必ず意味があって。私の気づいていない伏線もまだまだあるんだろうなぁ。
悶々とされた中での閃き!8月以降に綴っていただけるとのこと。また楽しみができました。果歩と藤堂さんそして雄一郎さん、どうなるんだろう。。。
ほかにも作品を生み出されながらもこのお話を書き続けてくださって本当にありがたいです。待ってる時間も楽しめるって幸せですね。累さんには感謝感謝です。
累さんも読者仲間の皆さんもどうか引き続きご自愛くださいね。